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今回は私が知っている事件の中で
会社を信じてしまったために大金を失ってしまった人たちの話を書きます。


これはある意味、今まで書いた記事の中で
一番読んで頂きたい内容です。


下手な文章ですが、是非とも最後までご覧頂ければと思います。



全員会社の味方

デザイン会社に勤めるAさんが会社に対して未払い残業代を請求しました。
その額なんと1000万円、いったい何時間タダ働きさせられてたんだろう・・・



Aさんは会社の同僚に「みんなで一緒に組合をやろう!」と呼びかけました。
仲間が増えると会社への交渉を有利に進められるからです。



ところが大体の人って会社を怖がって労働組合に敵対的になるんですよね。
「お前ら何なんだよ!」「うるせーんだよボケ!」など罵声を浴びせられるAさん
 


私にも経験がありますが、あれは腹が立ちます。
せっかく残業代が払われるようにしてやったのに、感謝どころか敵対ですか。



Aさんは休職中だったのですが、他の社員も同じくらい残業をしていたので
一人当たり1000万円近い未払い残業代があることになります。




社長「未払い残業代は払います!信じてください!」



よくあることなのですが、組合が結成されると
会社側が組合加入を妨害してくるのです。(これは違法です)


なぜかというと会社が困るからです。


このデザイン会社でも案の定でした。
社長が組合加入をさせないために緊急ミーティングを開催し
以下のことを社員の前で宣言したのです。


1、全員に未払い残業代を支払う
2、労働環境を改善する
3、だから組合に入らずに俺を信じてついて来い!



普通に考えれば社員と真摯に向き合う気があるなら
まずは労働組合の結成を認めましょうよ、って感じですがね。


この宣言をきっかけに社内は一気に社長歓迎ムード
ある程度、組合側に好意的だった人すらも「労働組合なんかいらねえよ」
とまで言いだしました。


周囲の反応に嫌気がさしたAさんは残業代をさっさと貰って退職しました。
「こんな連中と働くとかありえない」と思ったとこのとです。


事態は急変する

この事件が解決してから4ヶ月くらい経ったあたりでしょうか。
Aさんのところに元同僚から


未払い残業代を放棄しますと書かれた書類に
無理やりサインをさせられたと

声を震わせながら電話がかかってきました 


詳しく話を聞くと、いつまで経っても残業代が払われないと思ったら
急に社長に呼び出されて「残業代を放棄します、基本給を5万下げます」と書かれた
書類に強制的にサインさせられたとのことです。


Aさん含む労働組合の人たちは誰も驚きませんでした。
だってこれよくあることなんですよ。 


元同僚はもう気が動転してましたよ。
1000万円の大金を放棄させられた挙句、給料が5万下げられたのですから
そりゃ驚きもしますよね。 


残業代を請求された会社が
請求した人以外に対して債権を放棄するよう強要したり
労働条件の不利益変更(給料を下げたり)をすることは
普通にどこでも行われています。 


会社はとにかく金を払いたくないのです。 

まとめ

会社を信じてしまったために1000万円という大金を失った人たち
ですがこれは本当によくある話、というかどこの会社でもやってますね。
でも皆さん普通は知らないですよねこんなこと。 


なぜなら訴えて事件にしない限りは
基本的に報道されることは無いからです。


デザイン会社の件も「株式会社◯◯に行政指導!」
までは報道されましたが、そこまでです。


事件化してないんです、だから社名は伏せてあるんです。
デザイン会社の人たちは全員泣き寝入りしました。


最後に

私はこの話を「他人の不幸で飯が美味い」的な意味で書いたのではなく。
悪意を持って人を使い潰す経営者が日本中にいることをお伝えしたくて記事にしました。


残業代を払わずに利益を上げる経営者に対して立ち上がった労働組合を
「怪しい組織だ」とか「共産党の手先だ」と誹謗中傷するのが経営者の常套手段ですが
騙されないでくださいね、本当の悪は違法労働をさせる経営者の方なのです。 
 

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