はじめに

労働相談を受けていると
会社でパワハラにあって鬱病や統合失調症になった話を聞きます。



軽いものであれば数カ月程度の休みを取ったのちに
社会復帰していくのですが
そういった例ばかりではありません。



はっきりいってしまうと
重度の精神疾患にまで追い込まれた場合
詰みといっても過言ではない状況になります。


年単位で無収入になる

精神疾患で働けない状態になると当然収入もなくなります。
傷病手当を貰えばいいとかいう生易しいものではありません。

 
 
普通に「引きこもり」になって家から一歩も出なくなります。
手当の申請など出来るはずもありません。


 
さらに統合失調症の場合は長期間の入院が必要な場合もあり
無収入どこらか多額の金銭が必要になります。


 
親元を離れている場合はもう生活保護しかありませんが
それすら申請が出来なくなります。


 
長期引きこもりのきっかけは「退職」や「人間関係」が多いとのことですが
労働問題は間違いなく引きこもり増加に関係しているでしょう。



 
重度の精神疾患は「労働問題」から「引きこもり問題」への直通電車なのです。


結婚が絶望的になる

結婚適齢期に精神疾患を発症すると
結婚が絶望的になります。


 
大体の場合は長期の引きこもりや入院状態で恋人と別れます。
年単位の療養の結果、完治したとしても
今度は仕事探しが始まります。


 
これは経験上ですが、病気が治ったからといって
直ちに働ける状態にはなりません。


 
気がつけば30代に突入し、恋愛の最強ステータスである「若さ」を失いつつあることに気が付きます。
そして周りを見渡せばもう半数の人がすでに既婚者
言い方は悪いですが、すでに半数の選択肢が消滅している事に気が付きます。



これも結婚適齢期に長期にわたって無収入状態であることと
そもそも引きこもりになってしまったことが原因であり



今まで真っ当に生きてきた人間を
ものすごい勢いで結婚から遠ざけます。 




当事者もアルバイトで食いつなぐのが精一杯の状況では
結婚など考えられなくなる
と言います。 


将来性のある仕事につく事が困難になる

年単位の空白期間がある事がネックになり
就職活動がうまくいきません。



今度は引きこもりからの脱出で苦労するのです。


 
面接で空白期間の理由を聞かれても
企業から受け入れられる説明方法は皆無と言ってもいいでしょう。



残念ながら引きこもり経験がある人は
それを正直に話したところで企業側が受け入れなくなります。



 
その結果として劣悪な環境の職場であったり非正規雇用など
安心して家庭を持って生活する事が困難な会社に入らざるを得ない状況に置かれます。



悲しいけど事実なんです
自分は何も悪くないのに・・・




まとめ

なんだよこんな滅茶苦茶なこと書きやがって
なんて思う方も大勢いるでしょうし



「俺は精神疾患になってももと通りの生活に戻れたぞ」
という人がいるならそれはそれでいいんです。



てかみんなそうなってほしいです。



ただ、労働相談を受けていると
「半年、一年仕事をしてません」
なんて相談はしょっちゅうきます。




もちろん理由は精神疾患。



その相談例ですらも、労働組合に相談しようと思った
行動力のある人の例なので
実態としてはもっと悪いでしょう。



具体的には相談する気力もなく
結果として病気をこじらせ長期の引きこもりになるといった具合です。



酷い言い方をすると
何もできないまま引きこもりとして人生が終わるということです。




そんな「見えない被害者」がどれだけの数になるか
私には想像することすらできません。



このように労働問題がきっかけで引きこもり状態になると
人生がボロボロになります。



これだけボコボコに書いていますが
当事者には一切の非がないことがこの問題のポイントです。



たまたま酷い上司に当たってしまったことや
体育会気質のブラック企業に入ってしまったがために



せっかく大学を卒業して立派な大人になろうとしても
一年二年でもう廃人ですよ。




これを読んだ方は
ヤバイと思ったら心がやられる前に
相談するか逃げるかをして身を守ってください。



会社は一切責任など取ってくれないからです。
 

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