はじめに

2019年5月13日、朝からニュースを賑わせた話題があります。



「ZOZOTOWNは人手確保のために時給1300円にすることになりました。」 



衝撃を受けました。
人手不足と言いながら安い労働力や外国人材を求め
とにかく賃金を安く抑えたいとする日本企業の中で
ここまで明確に人を集めるために給料を上げますと言った会社が
他にあったでしょうか。




無いですよね。
人手不足人手不足と言いながら最低賃金労働者に依存する日本企業
その中でZOZOTOWNは1000円前後だった時給を1300円まで引き上げる
発表したのです。 



賃金爆上げで失業率が上がったと騒がれる韓国ですら
その上昇率は16%でした。(2018年のみ)



今回のZOZOTOWNの賃上げはその2倍と言える30%
これぞ賃上げの名にふさわしい、労働者にとって衝撃のニュースです。

 
 

月に行くなら賃金上げろ

月に行くなら賃金上げろ。



このZOZOTOWNという会社
社長が月に行けるくらい儲かっているといのに
現場で働く人は67%が非正規労働者です。
時給は1000円前後。



時給1000円など最低賃金に毛が生えた程度の金額です。
そんな低賃金で労働者をこき使っておきながら
自分は月に行けるくらいの金をもらっている。
明らかにおかしいだろ、というのが藤田氏の主張です。



藤田孝典さんがTwitterでZOZOTOWNは賃上げをすべきという主張をし
それに噛みついたのがZOZOTOWN現役社員で著書「ブランド人になれ」で有名な
田端信太郎さん。



藤田さんと田端さんの論争は大炎上し
ついには公開討論をするにまで至りました。



討論の内容(要約)



藤田「金出せ」
田端「バカか」



議論は平行線に終わりました。





ところが本日(2019年5月13日)
ZOZOTOWNが人手不足対策のために
アルバイトの時給を1300円に上げると報道されたのです。



これは藤田・田端論争の結論として賃上げを行うことを決定したものではありません。
労働組合による労使交渉の結果でもありません。



しかし、藤田さんによる賃上げ要求がこの度の賃上げのスタートであったことは
もはや疑いの余地もありません。



賃金上げろ賃金上げろ賃金上げろ。
こう言い続けた結果賃金が上がりました。



本件についてTwitterでは意見が分かれています。
藤田さんの成果だという意見と、ZOZOの成果だという意見と
どちらも勝ちも負けもないという意見です。



確かに藤田さんだけの成果ではなく
多方面で努力した人を評価したい気持ちはわかるのですが
これは藤田さんの成果ですよ。



労働条件改善のための最初の一歩を踏み出して
周囲から叩かれながら公開討論までして賃上げを訴えた藤田さん。



今まで誰も訴えなかったZOZOTOWNの賃金を上げようとした
ファーストペンギン、それが藤田孝典です。



藤田さんがZOZOTOWNに喧嘩を売って注目されなければ
こんな企業のアルバイト時給なんて誰も注目しませんでしたよ。



ユニクロやマクドナルドの時給なんて今誰も言及してませんよね?
ZOZOTOWNより有名なのに注目されませんよね?



社長は月に行くのに現場は最低賃金という
あまりにも理不尽な状況を現場目線で訴えたからこそ
社会的に注目され、賃金が改善したのです。





人手不足だから改善した?それは嘘ですよ。
だったらユニクロもマクドナルドもセブンイレブンも
み〜んな賃上げしててもおかしくないですよね。



ZOZOTOWNで働く労働者が立ち上がらない代わりに一人奮闘した藤田孝典さん
彼の勇気と行動力に乾杯。今日はとても気分がいい。
 

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