はじめに

2019年5月 
ZOZOTOWNがアルバイトの時給を1300円にするというニュースが話題になりました。 
もとは1000円程度だった時給を30%も引き上げたのです。 



それによりZOZOTOWNには応募者が殺到 2000人募集したにもかかわらず 
たった2日で募集停止になるほど人が集まったのです。



こりゃ面接する方も大変ですね。





もともとこの話はNPO法人ほっとプラス代表の藤田孝典さんと

ZOZOTOWN田端信太郎が 労働者の賃上げについて公開討論したことがきっかけでした。


☆関連記事→ 月に行くなら給料上げろ



時給1300円といったら最低賃金が全国で一番低い鹿児島の時給761円と比べると
フルタイム労働で9万3000円ほど給料に差が出る事になります。 
もはや上京してでもzozoでバイトすべきレベルですね。 



人が足りないなら賃金を上げる 当たり前の経済原理ですが
日本の経営者は全く賃上げを行わず

ただ「人手不足!人手不足!」と喚くだけです。 
典型的な例が「京成バス」です。



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運転士道を極めろ!

京成バスは深刻な運転士不足を解消するために「運転士道塾」を開催すると発表しました。 
なんでも運転士としてのプロ意識や誇りを学び、離職を防ごうというのが狙いだそうです。 



以下は千葉日報からの引用です。 


主催する「運転士道研究所」などによると、バス業界では運転士になってもすぐに辞めてしまう人が多いことが人手不足を助長している。背景には、労働時間が不規則なことなど仕事内容に見合った賃金が支払われていない実情がある。一方で、バスは多くの人にとって日常生活に必要な移動手段であり、路線の廃止や減便になれば日常生活に支障を来す。運転士不足への対応はバス会社にとって大きな課題となっている。「運転士道塾」は、「武士道」に着想を得た「運転士道」の理念に基づいて職業への誇りを高め、仕事にやりがいを持ってもらうことで離職を防止する狙い。


引用元:https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/564135 



この「運転士道研究会」とやらは離職の多さの原因を 
「仕事に見合った賃金が払われていない」ことだと分析しています。 



この時点で一億総ツッコミでしょう。 



賃金が原因ならそこを改善しろ!と 
しかしこの「運転士道研究会」とやらは
賃金が安くてもやりがいがある仕事なんだ! だから辞めないでくれ!
このように言っているのです




完全に「やりがい搾取」です。
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まとめ

もうはや言うまでもありませんが
ZOZOTOWNは大量の求職者をゲットした反面
京成バスは「運転士道」とか言うくだらないセミナーを何回も行っているようです。


これ言い訳ですよね。
人が欲しいけど賃金を上げたくない。



だから賃金以外の魅力を発信するのだ!
それはやりがいなんだ!




だから低賃金でも我慢して働いてくれ!



「アホか」の3文字で終わりです。



このように人手不足を解消するために賃金を大幅に上げたZOZOTOWNと
中学生が見てもくだらないと思う「運転士道」に逃げた京成バスでは



結果が全然違いますよね。



人が足りない=賃金を上げる



こんな経済の基本中の基本が実践されることを願って止まないです。
企業は人手不足だと言うなら、まずは賃金を上げなさい。
 

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