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精神疾患にかかる人の数が物凄い勢いで増えています。
うつ病疾患の患者の数は以下の図の通りです。

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平成11年あたりからガンガン増えてます。
たった10年で倍近く増えるとか異常ですよね。


もう結論を言います
ブラック企業が原因です。

☆関連記事→精神疾患になった時に詰み方は異常


確かにうつ病が増えたの分かったが
他にも色々な社会情勢の変化などがあるだろう
それをブラック企業が原因などというのは極論ではないか?


そう思ったそこのあなた
まずはこれから紹介するデータをご覧ください。



労災申請件数との関係

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精神障害による労災請求が
平成12年の212件から平成29年の1732件まで爆増しています。


最初のグラフでうつ病が急激の増えてきたことと
精神障害の労災請求件数がゴリゴリ増えてきたことを考えると
凄まじい勢いで「労働災害」による精神疾患が増えていると考えられます。


これを見て、他の理由を付けたがる人もいると思います。
例えば若者が打たれ弱くなったとか、ゆとり教育がどうのこうの


仮にそれが影響していたとしてもこんなに凄まじい勢いで精神障害が増えますか?
これは明らかに環境、それも「労働環境」が変わったことが原因です。

平均年収との関係

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日本の平均年収は平成10年から下がり続けています。
失業率も平成10年には史上初の4%台、平成11年には5%台を記録する月もあるなど
平成の大リストラの影響を感じさせます。



ちなみに失業率が2%から3%に上がる期間は
1978年から1995年までの17年間かかりました。
それがたった1年で失業率が4%から5%に上がるとは明らかに異常です。


自殺者数との関係

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平成10年から跳ね上がってますね。
一気に5000人も増えてその後は高止まりしています。


この年から日本では死にたくなる人が
めちゃくちゃ増えたということです。
恐ろしい。

非正規労働者との関係

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平成12年(2000年)から
非正規労働者の数が増えまくっているのがわかります。
派遣労働の原則自由化(平成11年)の翌年からですから
まあわかりやすいですよね。


あとこのグラフからだと分かり辛いのですが
平成11年には正規労働者の数がガクッと減少したのです。


明らかに働き方(働かせ方)が変わった

これまでのまとめ

平成9年:平均年収のピーク
平成10年:失業率初の4%・自殺者の急増
平成11年:派遣労働の原則自由化・失業率初の5%・うつ病の急増・正規労働者の減少
平成12年以降:精神障害の労災申請の急増(212件→年1732件)・派遣労働者の急増


 
明らかにこの時期から働き方が変わった。
昔のように頑張って働けば会社が面倒を見てくれる
社員を大切にするいわゆる日本型雇用とは違う。


労働者の使い捨てて利益を上げる
今までの常識では考えられない雇用
ブラック企業が台頭し始めたのだと言えます。


だってそうでしょ?自然な現象としてここまで
うつ病が増えますか?
自殺が増えますか?
非正規労働者が増えますか?
労働災害が増えますか?

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まとめ



今回は日本において
明らかに働かせ方が変わった
それによってうつ病や自殺が増えたことを指摘しました。


人を使い潰す労務管理=ブラック企業の台頭により
低賃金・長時間労働で精神を病んでしまう人が増えてるのです。


しかし政府や世論は、この20年も前から始まっている
労働者の生活破壊プロジェクトを批判するどころか
逆に若者側に責任がとして若者批判を続けました。

☆関連記事→ 若者批判を続けた20年


一昔前の日本型雇用とは
全く違う労務管理を強いられる今の若者は
もはや普通に働いているだけで精神疾患のリスクと隣り合わせであるという
完全に狂った環境に身を置いています。



この記事を読んでくれたうつ病の方に伝えたいことはただ一つ
おかしいのは社会の方なのです。 
 

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