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日本の働き方は腐りきっています。
なくならない残業、無駄な業務、いまだに手書きの履歴書
メールを送りましたという電話報告。


社会人経験ゼロの学生から見ても
なんでこんなに非効率なことばかりやっているのかと
疑問を持たれてしまう日本企業。


誰がどう見てもおかしい社内文化が温存され続ける原因は
「それっておかしくない?」と会社に言える人がいないからです。


いや、俺は上司に色々言ってるよ
こういう方もいらっしゃるでしょう


ところがいくら上司に意見を言ったところで
意見を言われた上司が、上司の上司
つまり「会社に意見できない」のです。 



会社に意見できない管理職

社員→管理職→会社
  ①    ② 


↑図にしてみたんですけど
①の社員から管理職への意見は
職場にもよりますが言ってる人は言ってます。


ところが②の管理職から会社への意見に関して
管理職が会社にビビりまくって全く意見を上にあげれていないのです。 


本来であれば下からの意見を吸い上げ上に報告する
そんな役割を担っているはずの管理職が
下からの意見を受け止めるだけ受け止めて
上には何も言えない。
このような状況が散見されます。


例えば無駄な会議が多すぎると若手が感じていても
それを管理職に言ったところで会社に「会議を減らせ」と言えません。
所詮は会社からの「評価」を受けて管理職についている人間なので
そもそも自分の評価が下がる恐れのあることができないのです。


一般社員からしたらガッカリですよね
せっかく自分の意見をまとめて上司に報告したのに
肝心の管理職が会社にビビって何も言えないのだから。


管理職が単なる愚痴聞き係になっているのです。


意見を言ったら出世できない

管理職が会社に意見できない理由は
意見を言ったら出世できなくなるからです。


意見とは「批判」とイコールです
こうすれば効率がいい、この会議は無駄だからやめよう


現在の仕組みを作った経営層に対する「ダメ出し」である「意見」は
会社への反抗と見なされ、社内的な評価がガタ落ちします。


だから怖くて言えないんです
いくら若手から画期的なアイデアが出ても
既存の仕組みを壊すような方法を提案したら
自分が報復的な人事をされるかもしれない
だから何も言わない
、こうなります。


違法の是正すら言えない

上記と同じ理由で
違法労働の改善すら管理職は会社に意見できません。
残業代を払って欲しい、労働時間が長すぎる。


いくら末端の社員がこんな訴えをしても
管理職は会社にビビって何も言えません。


つまり「俺は会社が怖いからお前ら違法労働も我慢しろ」というわけです。
普通に考えて人間失格ですが、管理職も自分の身が第一です。


結局、わたし達労働者は
会社に対してしっかりと意見が言える
心ある管理職の登場を願うしかないのでしょうか。


強すぎる会社の人事権

わたしはそもそも会社の人事権が強大すぎるのではないかと思っています。
例えば出世に関しても、具体的な数値目標を達成した人間を出世させるという
ある程度機械的な評価が導入されても良いのでは?と思います。


もちろん今でも昇進に具体的な基準を設けている会社はありますが
その規定の最後に「上記の基準を満たし、人事部長の承認を得た者」と書かれていることが多いです
つまりどんなに優秀な成績を収めても、最終的に人事部長のOKが出ないと
昇進することができないということなのです。


これでは会社の顔色を伺って当然になると思いませんか?
だって全国一位の成績でも、人事部長に嫌われていたら出世できないんですよ。


当然、人事部長も個人的な好き嫌いではなく会社から指示を受けています。
「労基に駆け込んだやつなんか出世させるな」と。


この強大すぎる人事権が結局は「上に意見する者を潰せ」という使われ方をしているのです。

まとめ

組織運営のために人事権が必要なのはわかりますが
こうも会社のやりたい放題に出来てしまう今の制度は
働く側からしたら不利益の方が遥かに大きくなっています。


違法労働をさせてでも利益を出した管理職が評価され
逆に法律を守ろうとしている人が会社から不利益な取り扱いを受けてしまっていたら
よほどの人でなければ会社に従って違法労働をさせてしまいますよ。


属人的な要素で出世が決まってしまう今の制度を改めて
例えば完全に成績のみを基準にするとか
逆に管理職だけ別枠で採用するなどをして
どんな違法なことをしても会社のご機嫌をとった人間が出世する
今の内部昇進制度にある程度歯止めをかけないと
いつまでたっても「会社の犬」が評価されるロクでもない状況は変わりません。

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